ネットショップを始めたいと相談を受けてショップを構築してあげてから数か月後にまったく売れないんですけど・・と相談しにくる方、ネットショップを運営しているけどまったく売れないと相談しにくる方が多くいます。話を聞くと多くの方に共通しているのは「当たり前のことをしていない」ということです。
ネットで売れば儲かる、楽して儲かるなんてことはない
ネットショップに限らずホームページの運営においても共通するのですが、なぜか多くの人はインターネットの世界はネットショップを作ったら終わり、ホームページを作ったら終わりと思ってしまうようです。
ネットショップもホームページも一つのお店、会社。実店舗ではありえない行動量の人が多い
ネットショップもホームページもお客さまからしたら一つのお店であり、会社です。
お店を運営するとして、開業して何か月も放置するということはありえますか?
でも、インターネットの世界ではそういう人が多いです。
それも特別なことではありません。実店舗に置き換えてみると・・・
- 毎日、掃除をする
- 古くなったポップを入れ替える
- レイアウトを変更する
- 集客のための看板を見直す、ビラを配る
- 既存のお客さまにクーポンなどのPRをする
- お客さまの要望に合わせて品揃えを変える
などなど。お店を作って放置ということはありませんよね。
実店舗だと、汚れがたまると掃除しないといけないと感じますし、お客さまが来なければ、何かアクションを起こさないといけないと思います。ネットショップの運営も同じなのですが、実店舗であれば当たり前のことが肌で感じにくいのがサイト運営の難しい点です。また実店舗であれば、家賃、光熱費など固定費が多くかかるため、焦りもでてきますが、ネットショップは固定費が安いので金銭的なダメージも感じにくいという点もあります。
軌道に乗ればある程度楽に稼ぐことができるようになるが、そこまでは地道なトライ&エラーが大切
実店舗も同じだと思いますが、ある程度軌道に乗れば、楽してという表現には語弊があるかもしれませんが、一定の売上、利益は見込める環境となってきます。
インターネットの世界では、検索順位が上位になり、一定の顧客がつけば実店舗よりも運営は楽かもしれません。一方で、実店舗と違い、最初にショップの存在を認知してもらうまでに時間がかかります。実店舗であれば、お店を工事している段階から近隣の人に興味を持ってもらえたり、知ってもらえたりしますが、ネットショップの場合には、存在を知ってもらうのが大変です。
では、どのような努力をすればよいのかということはこのサイトでさまざまな方法をアナウンスしていきます。
すべてのネットショップにおいて最低限しておくべきことというのもあれば、扱い商品ジャンル、顧客層によって効果が異なるものもあります。
ですが、多くの場合には、地道な作業が要求され、効果のある方法を見つけるまでトライ&エラーが必要となります。
SEO、ネット広告、雑誌広告、テレビショッピングなどの営業電話に騙されるな
そして、地道な努力が必要ということをわかっていない人に甘く囁くのが営業電話です。
ネットショップの運営を開始するとSEO、ネット広告、雑誌広告、テレビショッピングなどの営業電話がかかってきます。彼らのリスト作りには本当に感心します。オープンしてすぐにたくさんの電話がかかってきます。
そして、検索で1ページ目に表示されるようにします。〇〇さんのお店で扱っている商品は当社の顧客が求めていたものです。当社のモールに出店すればすぐに売れます。と、甘い言葉を囁いてきます。
特にSEOに関しては、技術的なことに不安のある人、知識がなくよくわからないと思っている人がついその営業に対応をしてしまいます。
騙されるなと書くと、詐欺にあうように聞こえるかもしれませんが、そのような企業もあります。
そういったところで無駄なお金を使うのであれば、地道な努力を自分でするか、どういった努力をすればよいのかわからなければ、そのことを教えてくれる人、会社を探す方が良いです。
その際に大事なことは制作技術よりもWEBサイトの運営ノウハウがあるかどうかです。
もちろん私が運営している会社でも相談は受けています。(営業してしまっていますが。。よろしければいつでも相談ください。)