ネットショップの集客方法

ネットショップの集客にはランキングサイトの有効活用

更新日:

ネットショップの運営開始をして、一番難しいのが、ネットショップに訪問してもらうことです。ネットショップに訪問してもらう方法として、誰もが思いつき、必要だと感じる方法として検索エンジンからの流入(SEO)と有料広告での流入の2つがあります。

意外と気づかれていない方法として、ネットショップのランキングサイトからの流入があります。

ネットショップのランキングサイトからの訪問は購買率高い

ネットショップのランキングサイトはご存知でしょうか?

「ネットショップ ランキング」で検索をしてみてください。有力なところとして

  • キングサイト ランキング
  • WEBSHOP探検隊
  • SHOP BELL
  • e-shop

などがあります。

ネットショップのランキングサイトの仕組みとは

ネットショップのランキングサイトは、無料で登録をすると各ランキングサイトのバナーが提供されます。そのバナーをネットショップに貼付けておきます。

ネットショップに表示しているバナーがクリックされた回数がランキングサイトでカウントされます。クリックされた回数が多いネットショップほど上位に表示されます。

上位に表示されると、今度は、ランキングサイトからネットショップへの訪問が発生するという仕組みです。ネットショップのランキングサイトですので、当然、そこからのネットショップに訪問した人は高い購買率があります。

ランキングサイトによって仕組みは少しずつ異なりますが、INとOUTという形で、ネットショップからランキングサイトに訪問した回数(各ネットショップに貼られたバナーがクリックされて回数)とランキングサイトからネットショップに訪問した回数がわかるようになっています。

商品ジャンル、カテゴリによって、有効度合は異なる

ランキングサイトに表示されているINとOUTの数は、商品ジャンルやカテゴリによって異なります。その数が多いジャンル、カテゴリの場合にはランキングサイトからの訪問を増やすことで売上をアップが期待できます。

ランキングサイトによって得意ジャンルがあります。自分の扱っている商品ジャンルのランキングページのINとOUTの数値を見て、数値が多いところのランキングを上げるように努力すると効果的です。

有料バナー広告も訪問者の購買率が高いため、投資としては有効

ランキングサイトでは、無料サービスだけではなく有料バナー広告の販売もしています。ランキングサイトは、ネットショップを探している人が訪問しているので、そこからの訪問者は購買率が高いです。

Google Adwordsなどによる広告とはまた別のグループの人からの訪問が期待できます。

ネットショップのランキングサイトで上位になる方法とは?

ランキングサイトのバナーがクリックされればされるほどランキング上位になります。ですが、ランキングサイトへのバナーがクリックされるということは、ネットショップからランキングサイトに移動してしまうことになりますので、当然、お客さまを逃すことにもなります。

その点を留意して対策をする必要があります。

商品カテゴリなどにランキングサイトのバナーを含めることで誤クリックをさせる手法

各ランキングサイトからバナーは提供されますが、そのバナーを使う必要はありません。バナーのリンク先のURLがクリックされるのであれば、方法は問われませんので、ネットショップ内の商品カテゴリなどと勘違いさせるような形でランキングサイトへのリンクを用意し、誤クリックをさせて上位になるという方法があります。

しかし、

誤クリックを誘発させるような方法はしてはいけません。

この方法は上位にランキングさせることはできるのですが、「ランキングサイトからペナルティを受ける可能性」と「お客さまを混乱させてしまう」というデメリットが大きいので、推奨できません。

事実、常にランキング上位にいる競合がそういった不正に近い方法を使っていたのですが、ランキングサイトから除外されていました。

購買率を下げずにランキングサイトへのクリックもしてもらえる適正な配置を考える

誤クリックを招くのではなく、適正なところへの配置と適正な表示が必要です。

これは、ネットショップにもよるのですが、サイドバーや商品ページの下部などにテキストリンクや小さいバナーを表示させる程度が良いです。

理想としては、ネットショップに訪問したお客さまがこのネットショップでは目当ての商品が無い等の理由で別のネットショップを探すのにランキングサイトを見てみようという形です。

この形であれば、ネットショップに訪問したお客さまのうち、購買につながる人には購入してもらい、購入につながらない人はランキング要員となってもらうということになります。

リンク(バナー)には、target="_blank"(新しいwindowで開く)を追加しておく

ランキングサイトへのリンク(バナー)のリンクURLには、target="_blank"(新しいwindowで開く)を追加しておいてください。

これを追加しておくことで、リンクをクリックされた場合にも、ネットショップが開かれた状態は維持されますので、完全に流出するということはなくなります。

一度、上位に表示されればアクセスが増えて順位が安定する

ランキングサイトで上位に表示されるとアクセスが増えます。アクセスが増えると自然とランキングサイトへのクリックをしてくれる人も増えます。そうなると順位が上位で安定することとなります。

では、最初にどうやって上位になるのかというと

最初だけ、ネットショップの流出を覚悟して目立つ位置にバナーを置く

オーソドックスな方法で、かつランキングサイトから不正(ペナルティ)扱いされない方法としては、ネットショップへの訪問者が流出してしまうことは覚悟のうえで、目立つ位置にバナーを置くという方法があります。

そして、上位になった段階でバナーを少しずつ目立たない位置に移動させ、ある程度ランキングが維持できるように調整をします。ランキングが低下したら、またバナーの位置を調整するという方法です。

もっといい方法は無いのか?という人には。。。

自分でクリック数を増やす方法はある

まず、自分でランキングサイトへのリンクをクリックすることは認められているランキングサイトもあります。ただし、1日1回までです。そういったランキングサイトでは必ず毎日クリックをしましょう。

※ランキングの集計は週単位、月単位でおこなわれますが、毎日クリックをすれば、1週間で7クリック、1か月で31クリックとして扱われます。

ここからは不正な方法です。

基本的にランキングサイトは、IPアドレスやブラウザのユーザーエージェントなどを記録していますので、同じ人が同じパソコンで何回クリックしても「1」としてカウントしています。

私の経験上、1日1クリックであれば、自分でしてもペナルティを受けることはありません。また、ランキングサイトはIPアドレス等でしか判断ができないので、そこを裏手にとれば、自作自演でクリック数を増やして上位になることが可能です。

例えば・・・

・スマートフォンなどパソコンとは違うネットワークからクリック

・友人などにお願いする

・電気屋やコワーキングスペースなどにあるパソコンからクリックする

といった方法です。

不正(ペナルティ)認定された場合にはどうなるのか

ランキングサイトから不正(ペナルティ)認定された場合には、クリック数が無効にされたり、再枠の場合にはランキングサイトから削除されます。

ペナルティでランキングサイトから削除された場合、有料で復活できるランキングサイトもあれば、永久追放という形を取るランキングサイトもあります。

上記の自分でクリックする方法は自己責任でお願いします。

ランキングサイト上位表示ソフトは不正(ペナルティ)認定される可能性が高い

ランキング1位にすることができますというソフトがあります。

一時的に上位表示されますが、ランキングサイトも対策をしてきますので、クリック数を無効にされたり、最悪はランキングサイトから排除されてしまいます。

時折、急に1位になるサイトが出てきますが、1か月以内には消えているか下位に沈んでいますので、そういったネットショップがおそらくソフトによる上位表示だと思います。







おすすめ記事

カラーミーショップとBASEの料金比較-従量課金のBASEか定額のカラーミー 1

前回、カラーミーショップとBASEを価格面から比較しました。今回は機能面から比較していきたいと思います。

カラーミーショップとBASEを機能面で比較【BASEはカラーミーのスモールプラン相当?】
カラーミーショップとBASEを機能面から比較するにあたり、私もBASEで簡単なネットショップを作成してみました。普段、カラーミーショップをメインに使っているので、どうしてもカラーミーショップの方が詳しい説明になりがちですが、その点、ご了承ください。また、間違い等がありましたら、ご指摘いただければと思います。

2

ホームページを作るならアメブロよりも独自ドメイン派なのですが、アメブロには集客力があります。今回、とあるネットショップからアクセスアップの相談をいただき、SEO対策はしましたが、SEO以外の集客ルートとしてアメブロとアメブロキング2を活用することにしました。結論としては非常に効果がありました。

3

ネットショップをする場合には、ネットショップ専門のASPサービスを利用するのが簡単です。ネットショップのASPサービスはさまざまなものがありますが、その中でもいつも私はカラーミーショップを選んでいます。カラーミーショップを選択するのにはメリット・理由があります。

【確定申告】ネットショップの会計ソフトは freee がおススメ 4

確定申告の季節ですが、ネットショップを運営している方はきちんと確定申告されていますか?

もし、確定申告をされていなければ、早く始めましょう。特にモールに出店しているとモールの出店店舗が確定申告しているかどうかを税務署がチェックしているという話を聞いたことがあります。

ネットショップの場合には、特定商取引法によって販売業者は情報を明らかにしないといけませんし、お金の流れも通帳上で明らかになるので税務申告せずに済むというわけにはいきませんよ。

カラーミーショップとBASEの料金比較-従量課金のBASEか定額のカラーミー 5

前回の記事で私がカラーミーショップを選択する理由をまとめましたが、今回は、最近CMなどでも大きく宣伝している無料ネットショップサービス「BASE」との比較です。2つのサービスを比べると単純にどちらが良 ...

-ネットショップの集客方法
-, ,