インターネットの世界というのは、ほとんどのサービスを無料で利用できます。ネットショップも無料で開業できるサービスがあります。趣味や遊びであれば無料サービスを使うのは当然ですが、儲けたいのであれば有料サービスを使うべきです。
無料サービスには無料の理由がある。せっかくの努力を無駄にしている可能性もある
インターネットの世界では無料サービスがたくさんあります。代表的なところでは、SNSやアプリです。ネットショップを無料で開業できるサービスもあります。
有名なところでは、BASEがあります。
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無料サービスの利用が悪いわけではありません。しかしながら、無料サービスを提供している会社はボランティアで運営しているわけではありません。きちんと儲けの仕組みがあります。
無料サービスを使う場合には、その会社がどうやって利益を上げているのかを想像して、無料サービスを使うことで損をしていないかを考えるようにしましょう。
無料サービスの運営会社の儲けている方法
では、無料サービスの運営会社の儲けている方法とはどのようなものがあるのかというと、大きくわけて3つの形があります。
広告収入型:代表的なものとしてSNS
SNSを利用していると広告が表示されます。この広告によって運営会社はお金を稼いでいます。
多くの場合には、表示されている広告をクリックした時点で運営会社に数円~数百円の広告収入が入る仕組みとなっています。
ネットショップはSNSによる集客というのは効果的ですので、SNSの利用は否定しません。むしろ積極的に活用をしてもらいたいです。
注意なのは、ブログなどの無料サービスです。アメブロを代表とする無料ブログサービスは、ブログ記事に広告が自動的に表示されます。その広告がクリックされることによってアメブロは収入を得ているわけです。
ということは、あなたが努力をして集めた人はあなたのネットショップ以外のサイトに誘導されているわけです。この点を理解しておいた方が良いです。
アメブロを代表とする無料ブログサービスの多くは、アクセスを得る方法として、無料ブログサービスを利用している他の人に読まれるというケースと検索エンジンから記事が検索されて表示されるケースがあります。
前者については、そのブログサービスをしていないと得れないアクセスですので、アクセス数の一定量が他のサービスに誘導されても仕方ないですが、後者については広告の表示されないブログに書いていた方がすべてのアクセスをあなたのものにできます。同じ広告でも自分に収入が入るように広告を貼ることもできます。
この差をとらえて、無料ブログに書く記事と有料のレンタルサーバなどのブログに書く記事を使い分けた方が良いです。
手数料収入型:代表的な事例はヤフオクなど
次に紹介する無料サービスの形として、手数料収入型があります。
代表的なものとしてヤフオクがあります。(ヤフオクはもともと有料サービスですが、無料で利用できるポイント還元がされています。)
ヤフオクの場合には、出品などは無料でできるのですが、商品が売れた場合に一定の手数料が取られます。この手数料が無料サービスの運営会社の収益となっています。
このタイプのサービスの場合には、1件も成果がでなければお金がかからないというメリットがあります。一方で売れた場合には有料サービスよりも多くの手数料が取られます。
売上が少ない段階では無料サービスを使って、売上が伸びてきた段階では、有料サービスに移行するというステップで利用するのも良いです。
一部のユーザーからの収入型(フリーミアムモデル):代表的な事例はスマホゲーム
最後に紹介するのはいわゆるフリーミアムと言われている形です。
多くの人は無料で利用できるが、お金を払うことで有利にゲームを進めることができるスマホゲームが代表的な事例です。また、無料では機能制限がされているが、有料にすると多くの機能が利用できるという形のサービスもあります。
すでに紹介したBASEも無料で利用できますが、一部の機能制限の解除にお金が必要となります。代表的な機能制限としては、無料だとBASEのロゴが表示されてしまうが、月額500円を支払うとBASEのロゴが表示されないという形です。BASEの場合には、この一部有料サービスと前述の手数料収入のハイブリッドの形で収入を得ているようです。
無料サービスには、無料の理由がありますので、その無料の理由とメリット、デメリットを見極めて利用しないと、月数百円をケチったばかりにあなたの努力がそれ以上に無駄になってしまうケースがありますので、その点を踏まえて見極めるようにしましょう。
私の性格もありますが、基本的に儲けようと思うならお金を使うべきだと思います。お金を使うからその費用を取り戻すための努力もできますし、また、相手の業者のサポートを期待できます。