ネットショップで簡単に売り上げを上げることができる時代は過ぎ去りましたが、ネットショップ市場はまだまだ成長市場です。小規模店舗でも売上を期待できる市場です。
成熟市場ではなく成長市場だから小さなお店も売上をあげることができる
成熟市場や衰退市場ではどれだけ優秀な人であってもなかなか売上をあげることは難しいです。
実店舗ではさまざまな分野が成熟市場や衰退市場になっています。例えば、昔にはたくさんあった小さな本屋さん、薬局などがどんどんなくなっています。ですが、ネットショップはまだまだその領域に達していません。
下記は、経済産業省の『平成28年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備 (電子商取引に関する市場調査)』という資料内の『日本の BtoC-EC 市場規模』というデータです。まだまだ拡大していることがすぐにお分かりいただけると思います。
資料はこちら⇒ http://www.meti.go.jp/press/2017/04/20170424001/20170424001-2.pdf
一部のジャンルにおいては成熟しているものの小規模店舗の入る余地はまだまだある
成長市場と言っても、上記の資料は市場全体を見たものになります。ですので、一部のジャンルにおいては成熟してしまっています。
わかりやすいところで言うと、本・書籍は、Amazon1強です。また、ネットショップとは少し違うかもしれませんが、いわゆるモールについてもAmazonに加えて、楽天とYahoo!ショッピングあたりで勝負はついたと言えます。
ですが、まだまだ小規模なお店が戦える余地は残されています。また、ネットで物を購入するということに抵抗感がなくなっていますので、小さなお店でも購入してもらえる可能性が高まっているとも言えます。
ただし、小規模店舗は小規模店舗として戦い方が必要
大事なことは小規模店舗は小規模店舗としての戦い方を考えて行く必要があります。ポイントになることとしては、下記のような点ではないかと思います。
- 大手が得意な価格競争や対応速度などで張り合わない
- 商品説明、扱い商品などに独自性を出す
- 小規模店舗であっても信用できるお店であるということを伝える