ネットショップを運営するうえで一番大切なのは仕入先・商品を確保することです。ネットで仕入れることのできる商材はライバルが多くなりますので、できる限り他のショップが見つけることができていない仕入先・商品を見つけたいものです。その点、Gift Showをはじめとする見本市・展示会は商材探しに有効な場所です。
Gift Showなどの展示会は仕入先、商材探しに有効だが商材を見つけるのは一筋縄ではいかない
Gift Showなどの展示会に行ったことのない人のためにまずは数年前に私がGift Showに行った際の様子を紹介します。
Gift Showの様子
この時は、10時開場のところ、20分前ごろに到着しましたが、時間前でもかなりの人出です。
開場前に上から撮影した会場風景です。これは一部のブースですが、出店数の多さに圧倒されます。全体はこれの15倍ほどあります。
この時には、特に目当ての商品があったわけでもなく、今後の勉強という要素が強かったので、全体を見て回ったのですが、正直、全体を見るだけで半日がかりでした。各所でタレント等を使った商品紹介などもされており、出店者も力を入れています。
始めていくと、とにかく出店者数、商品数の多さに圧倒されてしまいます。やみくもに話をしているとすぐに時間が経ってしまいます。ネットショップで売れる商材は何かないかなぁ?みたいな感覚で行くと途方にくれてしまいます。この時には、数か所の出店者には話を聞いたところ、ネットでも十分に利益が出る形での仕入れができることがわかりました。私も1社と新たに取引をすることができました。
ギフトショーに参加される方のためのポイント
ネットショップの商材探しとしてはメインとなる商材は難しいと思います。メイン商材に関連したサブ商材の方が良いと思います。この時には、私は下着などを販売していましたので、ボディケア商品などを扱うメーカーと取引できるようになりました。また、人気のないブースの方がおススメだと感じました。人が多いということはそれだけライバルも多いジャンルとなりますのでネット販売は難しい(価格勝負になりやすい)可能性が高いです。
また、そもそも多くの出展者からはネット販売の商材としては卸せないと言われます。人が少なくじっくり交渉ができるという意味でも穴場となる商品を探す方が良いと思います。そのうえで。私の経験からは以下のような点に注意してもらうと良いと思いました。
- 何を仕入れたいのかをきっちり絞り込んでおく。1カテゴリの商品でも相当数の出店がありますので、特に少人数で行く場合には時間を効率的に使えるようにしましょう。具体的な商材を絞り込んでおくというよりはジャンルなどを絞り込んでおくと良いと思います。
- 話を聞く際には最初にネットショップということを伝えること。長く話をしたあとにネット販売はダメだと言われるとお互いに時間の無駄です。
- 複数人でチームを組んで動くのも良いと思います。事前にお互いの希望を共有しておき、情報交換しながら複数にわかれて商材探しをすることができます。(会社などで来ているところは数人単位のチームで来ています。)
- できれば、2日以上は行けるようにスケジュールを組みましょう。初日に全体を見て、2日目に詳しく話を聞くというスタイルがいいのではないかと思いました。
- 最終日はお得かもしれません。私は最終日だけの参加でしたが、いくつかのブースでは価格を下げて販売をしていました。(その場で即販売というスタイルのお店も多いです。特にアクセサリー類はそういった出店が多かった印象です。)