ネットショップにおいて、商品画像が重要です。特にアパレル商品であったりオリジナルの雑貨などですと非常に重要です。逆にゲームソフトや本などであれば、それほど重要ではありません。
いざ、商品撮影をしてみるとうまくいかないので、カメラが悪いんだと考えて一眼レフの購入を検討している人もいると思いますが、商品撮影のポイントはカメラではなく撮影環境や光です。一眼レフの必要はありません。
ネットショップの商品撮影には一眼レフは不要。照明と背景が大事
商品撮影と言うと、高価な一眼レフを準備しなければいけないと思う人が多いですが、ネットショップで使うレベルであれば一眼レフは必要ありません。コンデジで十分です。最近ですとスマートフォンも性能の良いカメラがついているケースがありますので、そちらでも大丈夫かもしれません。
余談ですが、ネットショップの場合には、WEBであるということと、画像サイズ自体がそれほど大きくないというのが一眼レフが不要な理由です。ポスターなどで使う紙媒体で利用する写真は一眼レフのような高性能のカメラの方が良い場合が多いです。(と言っても、最近はコンデジやスマホでも昔の一眼レフぐらいの性能はありますが。。)
カメラよりも照明と背景にコストを投下してください。
写真というのは、光の加減によって出来が違ってきます。光の加減は、照明と背景に影響を受けます。一眼レフを使っても、自宅の隅で蛍光灯の照明で撮影していてはきれいな写真は撮影することができません。
撮影ブースと理想は専用の照明の購入がおススメ
撮影にあたってどのような環境を用意するのかということは、商品のサイズや内容によっても異なってきますので、一概には言えませんが、撮影ブースと専用の照明があればベストです。
撮影ブースは、専用の撮影ブースか白い壁になるものを用意する
商品が小物であれば、下記のような撮影ブースを用意するのが数千円で用意ができ簡単です。撮影ブースに入らないものの場合には、ホームセンターなどで白いウレタンボードなどを買ってきたり、大きな背景紙を用意します。
照明は、撮影専用のライトを用意する
照明は撮影専用のライトを用意してください。撮影専用のライトを用意するだけで商品画像のレベルがアップします。少し大きな商品だと2つライトを用意することと一つはさまざまな角度に変更できるライトを用意するとよいです。
以前は撮影用ライトは数万円以上したのですが、最近では数千円レベルで良さそうな商品が多数あります。
商品撮影をうまくなりたい人にオススメの書籍2冊
撮影する商品によってきれいに撮影するためのポイントは異なってきます。
そこで、2冊の本を紹介させていただきます。「標準デジカメ撮影講座」と「カメラマンになるな、演出家になれ」という本です。
「標準デジカメ撮影講座」では、普通のコンパクトデジカメで商品をきれいに撮影する方法が解説されています。
「カメラマンになるな、演出家になれ」では、フード・ドリンク、ファッション、サプリメント・コスメ、貴金属、大きな商品、植物というように商品の種類によって撮影のコツがまとめられています。
この2冊を手元に置いておけばかなり役に立つと思います。商品撮影に苦労している方はこちらの書籍をぜひ一読ください。Amazonマーケットプレイスで購入すれば、2冊合わせて1,500円にも満たないので、コスパの良い投資になると思います。